優曇華の花
「やや珍しや岩淵伝内、何を隠さん拙者は
その折乳飲み子たりし惣右衛門が忘れ形見
一子惣之助、これに控えしは姉のあや。
汝に巡り合わせんそのために我ら姉弟
蝦蟇(がま)の膏薬売りに身を変えて尋ね尋ねし
投げ打ちの後ろ傷、ここで会うたが盲亀(もうき)の浮木
優曇華(うどんげ)の花、待ち得たる今日ただいま
んーん(と睨む)、親の敵だ、尋常に勝負さっしゃいッ!
姉者人(じゃ)っ、ご油断めされるなッ!」
と落語「高田馬場」に云う優曇華の花が
咲きました、と言っても植物ではなく
クサカゲロウという虫の卵だそうですけど。
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